趣味のマイコンいじり

安価なマイコンを利用して作成したアプリの紹介です。

2.8インチLCDも調べてみました

eBayを見ていたら2.8インチのLCDが有ったので、これも買って調べて
見ました。コントールや解像度等は2.4インチとほぼ同じですが、画質は
こちらの方が良い様に思えました。ただし、画面が大きいと消費電流も大きく
なる様で、スライドショーでSDをアクセスする時、画面上に若干ノイズが
出る様になりました。

<2.8inch LCD の概要>
  購入した「2.8inch LCD]」は240x320のLCDにタッチスクリーンとマイクロSDの
  インターフェイスを装備したもので次の様なものでした。

      イメージ 1

  1.Arduino UNO および MEGA 用のLCDシールド
  2.LCDのコントローラは 型名:hx8347G, 解像度:240x320, 16bit
          (library : r/g/b = 5/6/5bits)カラー
  3.ハードウェアによるスクローリングと反転機能をサポート
  4.ノーマリーホワイト型(リセット後は白画面)
  5.タッチスクリーンは4線式
  6.マイクロSDインターフェイスを装備

<関連資料>
   1.グラフィックライブラリ
         Adafruit_GFX  : URL  https://github.com/adafruit/Adafruit-GFX-Library
          MCUFRIEND_kbv : https://github.com/prenticedavid/MCUFRIEND_kbv
 
    2.FAT16専用ライブラリ
         これを利用するとプグラムメモリが15%程度小さくなりますが、
         今回作成したものでは不要です。(作成したものは、UNOの場合で
   80%程度の大きさです。)
               URL  https://github.com/greiman/Fat16

    3.ビットマップファイル作成ツール
         画像データの補正と変換 : Windows OS の ペイント
         画像データのサイズ変更    Caesium Image Compressor
                         URL   https://saerasoft.com/caesium/  

<テスト内容>
   SDカードのルートディレクトリ内のビットマップファイルをスライドショーで
     表示させる事にし、次の様な動作を目標としました。
 
    1.SDのルートフォルダ内のBMPの拡張子が付くものを順次チェックして
          LCD上に表示
    2.再生可能なものは、通常の非圧縮の24ビット形式のもののみ
    3.スクリーンサイズとファイルの画像サイズが異なる時、スクリーンより
          小さい時は画面中央に表示し、スクリーンより大きい時は画像の中心を
          くり抜いて表示

      動作させた結果としては、2.4インチのものより色の再現性は良く、
      Arduinoの16ビットカラーでの表現の最大までに達している様に
      思われました。ただし、画面が大きい為、消費電流も大きい様で、SDからの
      ビットマップファイルデータの読み込みアクセスの電流による電圧変動が
      画面上のノイズになって表れていました。

 [コードとビットマップファイルサンプル]
  コードとビットマップファイル関連の資料一式は次のURLからダウンロード
    可能です。

      関連資料一式     
     
 [動作状況]
  動作状況は次のURLから確認できます。